ばね指のように指が伸びなくなる、デュピュイトラン拘縮とは

この疾患は、バネ指によく似た症状ですが、バネ指は主に母指に症状がでやすく、デュピュイトラン拘縮では小指や薬指に出ることが多いとされています。

詳しい原因については分かっていません。主に高齢の男性に多く黒人に少ないと言われているため、遺伝性の関係があると疑われています。

この症状は手のひらから指にかけて瘤のような硬結ができ、皮膚がひきつれて徐々に指が伸ばしにくくなります。進行すると指が曲がった状態になり、日常的に支障がでるようになってから受診する方が多いようです。進行してから受診される原因として、指が曲がりにくい症状はあるものの、痛みがあまり伴わないため、ほっておく方が多いようです。

進行すれば手術になります。薬物療法や注射は効果が無く進行しないように予防する方法しかありません。

近年、コラゲナーゼという薬による治療でコラーゲンを分解し、その後、強制的に指を伸ばして拘縮している部分を切るという方法があるようです。

この治療に関しては、初期なら症状の増加を抑えることはできますが、進行すると手術や薬物療法以外に方法が無くなります。根本的に治すことはできませんが、進行予防することは可能かと思います。

少しでも参考になってでしょうか?