今回は実際に来院された患者さんのお話です。

この方は2回ともマッサージを受けた、次の日にぎっくり腰になっていました。

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マッサージ自体がぎっくり腰になる要因かは、その状況によって変わるので分かりませんが、なる可能性があります。

そのことについてお話したいと思います。

今回来院された患者さんは、ゴルフをした後に腰が痛かった(怠かった)ので、マッサージ屋さんにいって揉んでもらったそうです。仕事でも中腰姿勢など屈む動作が多いそうです。

揉んでもらっている時にも痛い(痛気持ちいい?)と思っていたのですが、いつも同じような痛気持ちよさがあるので気にしていなかったそうです。※「痛気持ちいい」は脳の錯覚です!過去の症例解説で詳しく書いていますので、こちらをクリックしてご覧ください👇

マッサージをしてもらった翌日、仕事で屈んで床を掃除をしていたそうです。屈んだ体勢から体を起こした際に腰に激痛が走ったそうです。2回目も同じように後日、ぎっくり腰になったそうです。マッサージが原因かどうかは分かりませんが、助長させている可能性はあります。

それでは詳しく説明致します。

まず、ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因は教科書的には、腰椎椎間関節周辺の軟部組織損傷に伴う炎症性傾向が強い疼痛と言った見解一般的です。

組織損傷に伴う炎症が主な原因と言うことです。

「炎症」の画像検索結果

 

少し難しい話になりますが、ぎっくり腰になる人の多くが腰椎椎間板ヘルニアを発症している頻度が高い傾向にあるそうです。その原因より椎間板にストレスがかかる仕事をしている。椎間関節(腰と腰を繋ぐ関節)変性が原因の場合。痛みは神経によって脳に伝達されますので、神経の働き(活動状況)によって痛みに変化(強くなったり弱くなったり)があらわれます。

今回、揉んで酷くなった可能性のある行為とは、上記でも書いたように、主の原因は組織損傷や炎症症状、神経の過敏性が原因となっています。

押したり揉んだりすることにより、まず炎症症状を強めます!

例)骨折したり靭帯損傷で関節が腫れている患部をマッサージすると余計に腫れてくると思います。

次に神経が痛みの悪循環により過敏になっている場合がほとんどです。

過敏になるとは、普段なら何ともない負担を敏感に感じるということです。

マッサージにより押したり、揉んだりすることにより過敏になっている神経の興奮(生理学的用語でこのことを痛みの増感作作用といいます)をより一層高めてしまいます!

ぎっくり腰で来院される方に、その当時のお話をお聞きすると、ぎっくり腰になる前になんらかの前兆ある方がほとんどでした。腰が重くなってきたり、疲れた感じが続いていたなど、発症する前に何かしら腰椎に負担がかなりかかっている状態だったと考えられます。ぎっくり腰になった動作は、それまでの蓄積がただ単にその動作(ぎっくり腰になった動作)が引き金になったにすぎません。

ということは、ぎっくり腰になる前の状態でも、腰椎には負担が増加していると考えることができます。その負担が増しているときに、マッサージなど強い施術を受けることにより悪化する可能性があるということです!

少しでも参考になったでしょうか?

 

当院で自費治療に用いる(ASC他動的運動療法)施術法は患者さんの手足・体をゆっくりと滑らかに動かすことにより過剰になった筋肉の緊張を正常状態に緩め、関節への負担・負荷を軽減させる手技療法です。マッサージや背骨や骨盤矯正など強い刺激は一切行いません!より安全で根本的に施術できる、日本で唯一の施術法だと考えられます! 最終的に痛みを感じている脳(中枢)の情報処理、記憶に作用させる特殊な治療法です。

もしどこに行っても良くならない方、症状に対しての質問などメールや電話でお気軽にお問い合わせください。

私が治療に用いている施術法はぎっくり腰に対して相性が良い安全な治療法です。