坐骨神経痛のある方のマッサージ後の悪化や揉み返し(もみかえし)について

当院に来院される患者さんの中に整骨院やマッサージ店、病院などでマッサージを受けて悪化した方良く来られます。

一次的な反応ならよいのですが、その後、症状が悪化する場合は厄介です…

 

なぜ厄介かと申しますと、そのマッサージを受けて体が負担(体に害を与えられたと判断)を感じて痛みを認識しているからです!

負担に感じていない正常な感覚の方のマッサージなら基本まだ問題ないのですが…

それでもマッサージを受けて痛みが伴うなら、やめた方が良いと思います。

あとマッサージをしてもらって、「よく痛気持ちいい」と聞くことがありますが、あれは脳の錯覚です!

 

痛いのに気持ちが良いわけがありません。

ただ過去に腰痛などがあり、痛みの伴うマッサージを受けて症状が軽減した場合、痛みを気持ちよいと判断(脳内報酬系が関係)し気持ちいと判断しているとも考えられます。

 

これは「ランナーズハイ」に似ています。同じかな?

 

マラソン選手に良く聞くこのランナーズハイは5キロくらい走っていると最初は辛かったのが気持ちよくなる症状です。この感覚になると辛くなく、逆に走ると気持ちよいのでいくらでも走れてしまいます。疲れてしまわない限り…

これも人間が辛いと考えていると走れなくなってしまうので、脳内でβエンドルフィンという物質が分泌され快楽を感じるドーパミンが分泌されやすくなることのようです。

 

本題に戻ります。

 

痛みが長引いている、坐骨神経痛などは神経自体が過敏になっている状態ですので、ちょっとした負担を痛いと認識してしまい、痛みの悪化や揉み返しの原因になってしまう場合があります。

ではなぜ?普段負担に感じない範囲のことでも負担に感じてしまうのか?

それは神経が過敏になり痛みや触られたことに対して敏感に反応し脳で負担になっていると認識した場合、痛いと感じてしまうということです。普段は触ったくらいでは痛くないのに痛みと感じるうような感じです。

 

 

腰痛で痛みの強い方、坐骨神経痛があるかたは、腰椎や腰と腰とをつなぐ関節に負担が集中し変形していたり、椎間板ヘルニアのある方は腰から下肢に行く神経(末梢神経)を圧迫している可能性が非常に高い事が考えられます。

 

骨の変形や椎間板の損傷、神経の圧迫などが関わっている疾患は、その周辺に強い炎症が発生していることが考えられます。

 

炎症が起こると近くの神経を興奮させ、感覚を過敏に(痛覚過敏・増感作作用・ワインドアップ)する特徴を持っています。

 

そういった軽い負荷を負担と感じる患者さんへ強いマッサージを行ってしまうと、その指圧を受けた患部が負担と感じてしまい炎症症状(火に油を注ぐような感じです)を強くしてしまいます。

 

病院でリハビリを受けている患者さんで痛いのがリハビリと勘違いしている患者さんが本当に多くいます!

これは施術者側にも責任があると自分も感じています。

 

マッサージで良くなる方なら、まだよいのですが、マッサージ後に悪化されている、それが治療と勘違いしている方は今すぐ優しく治療して頂ける治療院を探してください。

 

ではどんな施術が効果があるのか?

 

神経が過敏になっていて、ちょっとした負荷を負担と感じてしまっている状態ですから、ちょっとした負担を負担と感じさせないような優しい治療法が効果的だと感じています。

 

当院でもときにはほとんど触っている状態の施術法もあります。

 

気功と間違えられます…

 

最後に

 

マッサージを受けて良くなっている方は良いのですが、揉み返しの症状が出ていたりする方は相性が良くないように感じます。

神経が過敏になっているときには軽いマッサージでさえ悪化することがあります。

 

特に急性腰痛症・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などの症状には相性が非常に悪いと感じています。

 

悪化することが多いということです!

 

過敏な時には安静か軽めに動く(痛くない範囲)範囲にとどめていた方がよいかと思います。

 

 

もしどこに行っても良くならない方、症状に対しての質問などメールや電話でお気軽にお問い合わせください。

電話予約時に「坐骨神経痛があるのですが」とお伝えくださいね。

TEL078-907-6564

住所:西宮市山口町下山口5丁目1-11-103

ふじもと整骨院 院長 藤本 博文

 

私が施術に用いている施術法(ASC他動的運動療法)は、坐骨神経痛との相性が良いと感じています!