「股関節痛」の画像検索結果

 

今回はメールによる質問を受けましたので、その内容変形性股関節症、先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全」についてお話しさせていただきます。

 

変形性股関節症は先天性・後天性の疾病や外傷によって関節の構造に破綻を来した状態をいいます。

 

発症の原因について

 変形性股関節症の原因は、大きく次の2つに分類されます。

一つ目の要因

 明らかな原因がなくて関節がこわれてくるものをいいます。

 しかし、これは巷での話です。

 

何もないのに片方だけ変形するのはおかしくないですか?と私は思います。なので、変形するには原因があるはずです!原因は簡単にいうと腰や股関節に何らかの負担(悪い癖、使いすぎによる負担)がかかり負担がかかった股関節は負担を減らすため(安静状態をつくる)股関節周辺の筋肉を緊張させ動きにくくしてしまいます。動きにくくなった状態で動かす癖がついてしまうと関節にかかる圧力(関節と関節を押さえつける力)が増えてしまい、関節軟骨にかかる負担を大きくしてしまい変形を助長させると考えています。それが変形のきっかけになっていると私は考えています。


もう一つは痛み止めを飲むことによる変形の助長です。

えっ!!痛みを止めを飲んだらダメなの!?とお思いになった方いっらっしゃると思います。他の症例解説で「痛み止め(消炎鎮痛剤)を飲むことによるリスクとは」を見てください。

 

「変形性股関節」の画像検索結果


二つ目の要因

 日本では、この2つ目の原因が大半を占め先天性股関節脱臼臼蓋形成不全によるものが約90%圧倒的に女性に多いという特徴があります。ほかにペルテス病、特発性大腿骨頭壊死症、関節唇損傷などがあります。

 

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先天性股関節脱臼

 原因は解明されていませんが、生まれつき股関節が脱臼している、子宮内での異常姿勢、遺伝的素因(家族性)などが考えられています。最近は、発生率が減少しているようです。

 


臼蓋形成不全とは

 

 臼蓋(股関節の屋根の部分)の不完全な発育により大腿骨頭への被りが浅い状態(上の図を参考)で、先天性股関節脱臼に起因するものと、成長期に臼蓋の発育が正常に進まない後天的なものとがあります。10~20代の若い頃には痛みなどの自覚症状は無いと言われています。中年以降に徐々に痛みや違和感が出はじめ、病院で検査をしたときに臼蓋形成不全と診断される場合もあります。

 

では治療について、どんな治療法が効果があるのか?

 

変形性股関節症のように変形が出始めているということは股関節にかなりの負担が掛かり損傷が出始めていると考えられます。

骨の損傷でも靭帯の損傷でも損傷が起これば、その場所には必ず炎症が起こります。股関節は構造上かなりの負荷に耐えれるような構造になっていますので、その場所に痛みが出現するということはかなりの負担を受けて組織などが損傷している可能性を考えなければなりません。

その組織損傷に伴う炎症は周りの痛みを脳に伝える神経を過敏にしたり、痛みに伴う防御反応を強くしたり、患部周辺の痛みを広げていき痛みの増大(患部以外の場所にも痛みが広がる)につながっていきます。

 

その過敏になった患部を揉んだり、強い刺激で動かしたりし過ぎると炎症症状が強くなり、筋肉の過敏性さらを強くし痛みを強く感じるようになります。

マッサージを受けた後などに痛みが強くなる揉み返し(好転反応)も同じ理由です。

 

そういったちょっとした刺激も負担と感じてしまう患部には優しくゆっくり丁寧に動かす治療が理想になります。極論をいえば患部に全く負担をかけずに治療をするのが最適になります。

 

当院の治療は患部にできる限り負担を少なくした治療法をとっていますので、炎症症状が強いときでも、神経が過敏になっているときにでも施術を行うことができます。

 

治療を受けられる場合も、なるべく優しく触られるぐらいに丁寧に施術をして頂ける治療院を探してくださいね!

 

もしどこに行っても良くならない、どこに相談をしていいか分からない方はお気軽にご相談ください。

私が治療に用いている施術法は股関節付近や大腿部の痛みやだるさの症状に対して相性が良いと思います!