パーキンソン病に伴うドーパミン不足が痛みを強くする影響とは

本日もふじもと整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。

今回はドーパミンと痛みの関係についてお話ししたいと思います。

まず、簡単にドーパミンについて

脳の中には電線と電線を結ぶような個所が無数あり、前の電線と次の電線の橋渡しをするような場所がシナプスと言われる場所です。そのシナプスとシナプスの間は少しの隙間があり、その間の情報を次の神経細胞へ運ぶ役割が脳内の伝達物質です。その中の伝達物質の一つにドーパミンという物質があると思ってください。ちょっと難しい話ですね、、、

ドーパミンを製造している場所は脳の中で2か所で、一つは脳幹にある黒質(A9)ともう一つは腹側被害野(A10)で作られ、シナプス間隙に放出されます。

なぜ痛みと関係性があるのか?

先ほどお伝えした、ドーパミンは2か所から放出されています。黒質から放出されるドーパミンが不足してしまうと、パーキンソン病のような症状になります。

昔の映画で「レナードの朝」という話の中にパーキンソン病の患者さんが出てきます。これは大変素晴らしい映画です!是非見てください!私は感動で涙しました( ;∀;)

横道にそれてしまいました、、、

このパーキンソン病を起こす黒質、もう一つの腹側被害野の方が痛みとの関係性を持っています。

この側坐核は脳内報酬系と言われ、皆さんも何かを達成した時に何とも言えない感動を覚えたことがあると思います。この時に側坐核から前頭前野(脳の前側)へ投射する系で、動機づけ・報酬習が起こるようです。

報酬がプラスになるかマイナスになるかは期待値(予測)と結果の差がプラス方向へ傾けば達成感になります。

この事を踏まえて説明すると、ある行動をしても痛みが無かった場合、例えば腰痛でいうと「前屈、前かがみで腰が痛かった」が治療をうけて前屈動作で痛みがでなかった場合、「痛くない」と思った時に+良い結果がでた「やった~痛くない!」その行動は強化され、先ほどより前屈動作が楽に出来るようになる。

 

もう一つは「やった~痛くない」という正の報酬予測は前頭前野の働きを活性化させ、下行性疼痛調整系を作動させるようです。

この下行性疼痛調整系は脳の脳幹という場所から脊髄の方へ下行し、痛みの中断点である後角で痛みの信号が脳へ行かないようにストップをかけてくれます。

痛みの信号が中枢(脳)へ行かなければ痛みは感じませんので、痛くないということです。

痛みをモルヒネなどの服用で軽減させるのは、この効果を狙ったものです。

今回はちょっと難し話になりましたが、ご参考になったでしょうか?

痛みが長引く方、もしかしたらパーキンソン病かもしれません、、

パーキンソン病と判断するには?

100%正確なチェック診断ではありませんが、もし当てはまる場合、もしかしたらと思ってください。

☑ 最近、足がうまく前へ出て行かない、足が上がらない、よく躓く、、、

☑ ふと無意識のときに手や顔、足が震えている、、

☑ 姿勢が前かがみになった気がする、、

☑ 前まで安静にしていたら治った、痛みが中々引かなくなった、、、

など当てはまる項目が多ければ多いほど、パーキンソン病の疑いがあります。

気になる方は専門医を受診してくださいね(^^)/