腕や手が動きづらくなる筋萎縮性側索硬化症(ALS)

本日もふじもと整骨院のブログを見て頂きありがとうございます。

本日も皆様にお役に立てる情報を発信したいと思います。

今回は整骨院ではまず診ない疾患(ALS)についてお話ししたいと思います。

診ないというか診れないというのが正解でしょうか、、この症状を今回、書こうと思ったのは、前回のブログで紹介したキーガン型頸椎症との鑑別診断に、この疾患があるからです。

キーガン型頸椎症、前回ブログはこちらから

この疾患(ALS)はキーガン型と同じく運動ニューロンが侵されていく疾患です。

発症してからは進行していくところが、キーガン型と違うところです。

また自律神経や感覚神経は侵されないので5感は(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)、記憶などの神経系には原則として障害はありません。

キーガン型は自然回復していく例や保存で治るケースがあります。ALSは進行性です。キーガン型頸椎症は保全で無理な場合は手術で運動機能の回復を試みます。

ALSとの違いはキーガン型頸椎症は基本頸椎(C5,6,7)に障害が出る疾患ですので、症状も上肢(腕や手)のみに動かしにくい、肩が挙がらない、肘が曲がらないなどの症状が出現します。頸椎の特定の髄節(主に5,6)のみが侵されますので、症状も限局性です。上肢の運動機能の衰え、感覚は正常な所がALSと同じになります。

※C5,6は頸椎、首から腕に行く神経の出口の場所を表しています。C(cervical spine)は頸椎の頭文字です。

ALSは運動機能が全身的に侵されますので、足や手、呼吸筋なども障害され、のちに呼吸障害が原因で亡くなられる場合もあります。

他にも同じような疾患がありますが、特定するまで数年かかる場合もあるそうです。

 

キーガン型頸椎症の疾患で整骨院や当院へ来院される方はいます。

その場合、「肩が挙がらない」などで来院しますので、五十肩などと勘違いされている方もいます。

保全療法で、治療改善は当院でも可能ですが、治るか治らないかは施術をしてみないと分かりません。施術効果は半々かそれ以下です。

痛みが無い腕や肘が動かしずらい、筋肉が細くなった感じがする、などの症状がある場合はキーガン型頸椎症を疑いますので、専門医へ受診をしてください。

次回も少しでも患者様にお役に立つ情報をお届けしたいと思います。