大谷 翔平選手が手術をした、足首の後ろが痛みくなる三角骨障害とは

本日は今月、当院に来院された患者さんの症例解説をしたいと思います。

まず、「三角骨障害」とは何か?

足首の距骨と言われる骨の後ろの部分に先天的に突起が出来たり、骨が遊離骨片がかかと後ろにあるものを三角骨と言います。

先天的に三角骨がある方でも痛みは出ないことも多く、サッカーのシュート時やバレエのつま先立ちなどで痛みが有痛性に発展するとされています。

 

痛みの場所は主にアキレス腱(外くるぶしの後ろ)のかかと寄りに痛みが発症します。

痛みが出た状態を「有痛性三角骨」と呼びます。

昨年、10月に現在アスレッチックスに所属する大谷翔平選手(その時は日本ファイターズに所属)がこの有痛性三角骨障害になり、この三角骨の除去手術を行いました。

 

この疾患はもう一つの障害と勘違いされることがあります。

その障害が長母指屈筋腱炎の痛みです。痛みの出る場所がほぼ同じであるので、アキレス腱炎と間違われることもあります。

鑑別診断は局所の麻酔注射や母指を動かして痛みがでるか?で判断されます。

 

三角骨障害の主な原因は、踵上げのような動きで三角骨が足首の所に挟まり痛みが誘発されると言われています。

ですので、足首を底屈方向へ繰り返し過度に動かした場合に有痛性に移行してしまう場合があります。

 

当院に来院した中学生も、病院で、この疾患と診断されたのですが、当院の施術3回と動作指導で痛みが無くなってしまいましたので、長母指屈筋腱炎だったのかもしれません。

三角骨障害だとしても炎症さえ落ちつけば痛みは軽減しますので、問題は無かったのかなと思います。

 

あと、この選手はアキレス腱、ふくらはぎ、太ももなどにも過剰な緊張があり、この事からある動作が原因と考え、動作指導を行いました。

バレーをやっていて痛くなったとのことでしたが、痛みの出ている場所や筋肉の緊張状態を見ていると、走り方の方が問題がありそうでした。

 

走っていただき動作分析をしていくと、読み通りの悪い動きがありましたので、動作修正をその場で行いました。

 

同じ場所に近い痛みとして成長痛(シーバー病)踵骨骨端炎の小学生も同月に来院されたので、次回はその成長痛について書きたいと思います。

 

どんな成長痛もちゃんと治療をすれば3~4回程度の治療と動作指導で治ります。1ヶ月通って痛みが軽減しないのなら、病院や整骨院、整体院を変えた方が良いでしょう。

もし成長痛などでお困りの方はお気軽にお電話くださいね!

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