かかとに発症する成長痛、シーバー病(踵骨骨端症)とは?

前回、お話しした有痛性三角骨障害に続き先月に来院された患者さんの症状について書きたいと思います。

この疾患は10歳前後の男児に多く見られる病気で、歩行時痛(踵を接地させるとき)やかかの軽い腫れ、踵(かかと)をサイドから挟むように圧迫すると痛みが誘発されます。

骨端症の骨端(こったん)とは骨の成長線になる場所で、成長とともに、この部分が伸びていくように足が大きくなってきます。

 

この骨端は成長期には、まだ未完成の骨であるため、かかとのアキレス腱が付着している骨端部分に引っ張り力がかかり骨が剥離(骨同士が剥がされる)するような状態になり、負傷します。また踵骨(しょうこつ)に血流障害が起これば、踵骨骨端核(しょうこつこったんかく)の壊死(えし)、または骨軟骨炎を発症するのがこの病気です。

 

【原因動作】

この障害の原因になるアキレス腱にストレスを与える動きとしては、ふくらはぎの筋肉を過剰に使う動きにともないこの腱から骨端に負担が集中します。

 

例えば、踵上げなどのような、つま先立ちになる動きでふくらはぎや足底の筋肉が緊張します。

 

【治療法】

通常の治療は局所の安静、踵に荷重をかけないような足底板などを入れ踵の負担を減らします。

 

【経過】

通常経過が悪く1年~数年と長引くことが多いようです。予後は一般に良好です。

 

【当院の治療法】

この疾患は当院の施術(ASC無痛療法)でも、軽減しますが、痛みを出している原因動作を指導することが一番の治療法だと考えています。

治療は長くて数週間くらいはかかりますが、数か月~年単位で長引くことはほぼありません。

病院のリハビリや整骨院での治療で数か月~数年単位で痛みが長引いている場合は適切な治療をしてもらえていない可能性があります。

専門的な知識で施術をしてもらえる治療院を探していただいた方が良いでしょう。

もしお困りの方、ご質問などあれば、お気軽にご相談くださいね!

☎078-907-6564

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